六甲岩石大事典 第5部1章
六甲中央部
 荒地山・地獄谷他

 このコーナーでは、その形態等のおもしろさから遊び心でネーミングをした岩や石を紹介しています。
1章は荒地山と地獄谷を中心としたの岩石を 収録しております。
 尚、荒地山の地域は、山頂を頂点として下記のように四分割して表示しております。
 A地区:岩梯子ルートー荒地山頂上ー黒岩ルートを境界とする三角状のエリア
 B地区:黒岩ルートー荒地山頂上ーなかみ山ルートを境界とする三角状のエリア
 C地区:なかみ山北ルートー荒地山頂上ー道畦谷北尾根ルートを境界とする三角状のエリア
 D地区:道畦北尾根ルートー荒地山頂上ー岩梯子ルートを境界とする三角状のエリア

皆様の積極的な投稿をお待ちしております。

荒地山 A地区
岩梯子ルートー荒地山頂上ー黒岩ルートに囲まれた三角状のエリア
第5部 荒地山ボルダーマップ にほとんどの岩石を収録しています。
ここは、それ以外のものを掲載しております。
鰐岩
岩壁から鰐の頭が突き出している
場所:岩梯子の下の左側から藪こぎ

           
鰐岩側面 鰐岩上部
ペンタゴン岩
まさにペンタゴン(五角形)だ。
場所:岩梯子の下の左側から藪こぎ
光り輝くペンタゴン
猫の顔のようにも見える
近づいてみると直角に出張ったオーバハング
左の写真とは大いに異なる。
岩石ウォッチングには、いつも思いがけない
結末がある
ダルマ岩
場所:高座谷から風吹岩に向かうルートのおいて、キャッスルウォールを越えた所に谷川を左に分岐する登山道がある。この岩は、その登山道を少し歩むと、道に立ちふさがるように立っている。
誰かが、おもしろ心で
こしらえた物と思われる。
雪だるまそっくり
ダルマ岩の裏側
ダルマ岩の表記がある
           
荒地山 B地区 黒岩ルートー荒地山頂上ーなかみ山ルートを境界とする三角状のエリア
なかみ岩
場所:なかみ山山頂
    この岩の向こう側になかみ山ルートがある。
横に丸太が渡してある。
丸太に腰を下ろして六甲の山並みを眺める気分は最高だ。
六甲の最高峰と芦屋カンツリー倶楽部
台形岩
場所:荒地山北部中腹
中央に台形状の岩が見える
台形岩の頂部
トンボ岩
場所:荒地山北部中腹
ハイキングルート(水場あり)沿
トンボの頭そっくり トンボ岩の上部から下を見る
モアイ岩
イースター島のモアイ像に似た岩が
荒地山の中腹にある。
その岩は、人が南を向いているように見える。

場所:荒地山中部中腹
    水場のある小屋のルート
中央右下がモアイ岩、中央の左に少し傾いた岩が傾き岩(下記参照)
これが肉薄写真だ。
岩を、上下に分けるクラックがインパクトを与える。
岩の裏側 岩の頂部
ここにもボルトがしっかりと打たれている。
傾き岩
ここは、人があまり来ない静かな岩のテラスだ。
眼下に広がる緑は多彩に変化し、緑のシンフォニーを奏でる。

場所:荒地山中部中腹
    水場のある小屋のルート
縦に走る二本の平行したクラックが見える。 岩頭から眺める緑の海は素晴らしい。
荒地山 C地区 なかみ山ルートー荒地山頂上ー道畦谷北尾根ルートを境界とする三角状のエリア
北絶景岩
右の写真によると、この岩は北絶影岩とあるが、北絶景岩が本当らしい。
これなら、意味が通る。

場所:荒地山道畦谷北尾根
    弁天岩分岐近傍
北絶景岩から芦有ドライブウェーを望む。 荒地山道畦谷北尾根登山道の
弁天岩分岐 (荒地山の頂上に近い方)の少し下に、このブリキ板の看板がぶらさがっている。
笠岩
荒地山山頂から芦有ドライブウエーの芦屋ゲートに降りる登山道の脇に、岩の笠を載せたような岩がある。これも花崗岩の風化によって出来たものと推定される。

場所:荒地山北部
笠岩全景 笠の下部
荒地山 D地区 道畦谷北尾根ルートー荒地山頂上ー岩梯子ルートを境界とする三角状のエリア
航空母艦岩
この巨岩は、道畦谷の入口に鎮座している。
前部は船の舳先のようであり、
上部は、航空母艦の甲板のように
平らだ。

場所:荒地山道畔谷入口
道畔谷入口正面から撮影 岩の上部は、甲板のように平らだ。
はげ岩
岩の前面が剥がれて
白い壁のようになった岩
遠くから見ても目立つ岩で
目標としてぴったりだ。

場所:荒地山道畦谷北尾根
 
はげ岩前面
右上方に白く見えるのがはげ岩
荒地山道畦谷東尾根より見たはげ岩。
上方の岩が手を広げたように見える。
 荒地山道畦谷北尾根(石のベンチ)から
見たはげ岩。写真左端の岩は岩富士。
岩富士
遠くから見ると富士山のような
三角形の岩がある。
よって岩富士と名づける。
岩富士の頂部の左側は、
ちょっとした
広場になっていて
昼食時には、多くの人が集まってくる。
下界の景色を眺めながらの
昼飯は格別である。

場所:荒地山道畦谷北尾根
城山尾根から見た見た岩富士(左側の岩)
石のベンチから見た岩富士(左側の岩)
拡大するとその右側に人が立って
いるのが見える。
岩富士頂部の広場 岩富士の岩肌、網目が特徴。
石のベンチ
眺望抜群
明るい雰囲気の休み場である。
場所:荒地山道畦谷北尾根
まるで人が作ったように平たい石が
点在している。
ここに腰をかけて、山の話などするが良い。
石のベンチから市街を望む
バッタ岩
遠くから眺めると山腹に
巨大なバッタが
潜んで居るみたいだ。
場所:荒地山道畦谷山腹
    南の尾根のルートから
    藪こぎ(かなり大変で
    危険)
三角の岩がバッタの頭 薮こぎで近づいたバッタの頭
兎と亀の岩
兎と亀が仲良く並んで楽しいな
場所:荒地山芦有側道畦谷北尾根
中央の二つ並んだ岩 兎(右側)と亀(左側)


  地獄谷地域
ジョーズ岩
場所:地獄谷
あわや、鮫に飲み込まれんとする
私のザック。
臭い演出ですみません。
左の側面写真
カエル石
場所:地獄谷    小便滝下流の広場 すぐ右岸にロックフェンスがある。
ここから見ると蛙の姿そっくりだ 蛙の斜め正面といったところか?
岩の陰から頭を出した蛙
蟹岩
場所:地獄谷
    ジョーズ岩から
    少し登ったところ
    
食いしんぼうの私には
これがどうしても蟹に見えてくるのです
蟹滝?の全景
滝に突き当たった右側に登り口がある。


その他の地域
水平道ケルン
場所:打越山から
金鳥山に至る経路にある
森林管理歩道
起伏がほとんどないため
水平道の名で
親しまれている。
誰が石を積んだのかは知る由もないが
石はかなり安定していた。
杉林の中を通る水平道
なかなかの風情
三段重ね岩

場所:横池東方
荒地山の高座谷を挟んだ尾根。近くにお多福山に向かうハイキング道が通っている。
餅を重ねたような岩がおもしろい。 ここは、荒地山の絶好の展望台だ。
桃岩

場所:住吉川右岸ルート、渡河地点のあたり
縦に割れ目が走り、桃にそっくりである。 側面は平坦な岩だ。
座礁船
その岩は、座礁して大破した船の舳先のように見える。

場所:住吉川右岸ルート、渡河地点のあたりの川べりにある。
座礁して斜めに突き出た船の舳先 船の舳先の甲板、極めてフラットだ。

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