菊水山−鍋蓋山−再度山

(日程) 2004年10月18日 天候 晴れ
(コ−ス) 神戸電鉄菊水山駅−菊水山−天王吊橋−鍋蓋山−大竜寺−再度山−市ガ原−布引ノ滝ー新幹線新神戸駅−阪急電鉄三宮駅

 山と渓谷社の分県登山ガイド『兵庫県の山』を見ているうちに、懐かしい山の名前をみつけた。「菊水山」私が高校生の時、友人と一緒に登った山だ。標高459mのたわいのない低山だが、今から考えるとこれが私の登山の原点かも知れない。
秋晴れの一日、懐かしさに誘われ四十年ぶりに登ってみた。頂上には無粋で巨大な電波塔が新たに建っていたけれど、「菊水山」と彫り込まれた石碑は昔と変わらずにあった。四十年前と同じ様に、石碑の台座に腰を降ろして眺める神戸の町並みは素晴らしかった。

<ワンポイントアドバイス> 菊水山駅は無人駅で、各駅停車でも停車しない電車があるので乗る前に必ず駅員等に確認すること。切符は車掌が回収することになっている。(カードでの降車は、後の手続きが面倒なのでやめたほうが無難である)


菊水山山頂に立つ電波塔            菊水山山頂に立つ石碑 

菊水山山頂から神戸の市街を望む


菊水山から有馬街道にかかる天王吊橋まで一気に下り、再び登り返した所が鍋蓋山頂上である。

  鍋蓋山山頂から菊水山(中央やや右)の電波塔を望む            鍋蓋山山頂から神戸の市街を望む       


鍋蓋山から、西六甲縦走路を通り大竜寺に至る。大竜寺は、「再度山」と号し、弘法大師が中国から帰国後に再び登ったのでその名がついた。

                       


 再度山にある真言宗大竜寺の弘法大師を祭る大師堂
                       

   再度山の山頂にある
   標高470mの標識

再度山の頂上へは、上の写真の大竜寺大師堂の右横から登る。道は奥の院を経て、小さな祠づたいに細々と伸びている。
頂上は木に覆われて薄暗く、展望はまったくない。 標高470mの標識だけが、ぽつんと置かれていた。

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