★関西百名山登山★
野坂岳・三十三間山

(日 程)2009年11月28日(土)〜29日(日) 参加7名

第1日 11月28日(土) 野坂岳<歩行時間約3時間半>
(コ−ス)阪急山田駅=名神高速(敦賀IC)=いこいの森駐車場登山口〜トチノキ地蔵〜行者岩〜
      一ノ岳〜三ノ岳〜山頂〜登山口駐車場=ビラデスト今津(泊)

 野坂岳は、敦賀平野の南西にそびえる標高は913.5mの山である。
敦賀富士と呼ばれて親しまれ、山名は麓の野坂にある式内野坂神社に関わりを持つと言われている。
もとは、山頂に野坂神社があったと伝えられ、今では、小さな社が避難小屋の中に残るだけである。
かっては山岳宗教の霊場で、登山道にある栃の木地蔵、行者岩、一の峰、二の峰、三の峰などの呼び名などもその名残である。 

栃の木地蔵 傍に名水と歌われる水場がある 行者岩の岩陰に安置された役小角
 
野坂岳山頂にて 360度の展望が楽しめる 野坂岳山頂より敦賀市内を望む

第2日 11月29日(日) 三十三間山<歩行時間3時間半>
(コ−ス) ビラデスト今津=三十三間山駐車場登山口〜最後の水場〜夫婦松〜山頂〜駐車場=帰宅

ビラデスト今津のコテージから眺める日の出
琵琶湖の水面を照らしながら金色の太陽がゆっくりと登ってくる。

 三十三間山は標高842m、野坂山地の江若国境尾根(近江・若狭・丹波を分かつ尾根)上に山頂がある。
山名の由来は、京都の三十三間堂の棟木用として、この山のヒノキの巨木が使用されたことによると伝えられている。
登山口 逆光に映えるチカラシバの群生 高原状の尾根の先端にある「風神」
「風神」の由来
 その昔、この地に疫病が流行ったとき、行脚中の僧が村の辻の石塔を山中に祀れと告げて去った。
村人は、三十三間山のこの場所まで石塔を運び上げて供養したところ疫病が治まった。
 石碑には、『国家安全悪風退散衆病悉除如意吉祥』 『天保三年霜月建立』 の刻がある。
 
三十三間山の高原状の尾根
遠くの木が茂っているピークが山頂
左の尾根から三方五湖方面を望む
その先は日本海が広がっている
 
三十三間山の山頂にて もと来た広々とした尾根を下る
     
トップページに戻る